如月

今年もお雛様を出しました。

今朝、NHKにゲストに来ていたパティシエールの方が、子供の頃の写真として出していたもののバックに同じような7段飾りのお雛様が写っていて、同世代なのかな、と思いました。

一瞬、うちと同じように今も子どもたちのために同じお雛様を飾り続けているのかと思いましたが、それは過去の写真でした。

こんな事してるの、うちだけなのかな。(今更)

まあ「うちだけ」とかはあまり気にならないのだけど、そうはいっても、そろそろお雛様飾りの終わりも考えるようになってきました。

もう50歳だもんね、この人たち。色々とガタが来ているから。特に小道具に。

出したり仕舞ったりはもう慣れてしまったので、ほとんど苦では無いです。

当初の目的から言えば、未婚の姉妹が居たら今後も飾った方が良いのかもしれないですが、もう「嫁いで幸せになる」「願いを込めたおまじない」とかそういう時代でも無いし、人形好きな私としては、色々と思うところがあって。

ただ、子どもはこの豪華なお雛様が大好きなので、すぐに供養に出すとかはしませんが、誰が未婚であろうともいつかはやらねばならぬ事でもあり。

時代のことを書きましたが、もし今新たに女性の一生の幸せを願うお人形を企画し直すなら、渡辺直美みたいなお顔の兜を被った子とか、大坂なおみみたいなカッコよくて健康そうな子、あるいは縄文の土偶みたいなルックの子が合ってる気がする。土偶のデザインは、子どもを産むだけじゃなくて、力強く生きるって感じがするし。いっそ、男子も五月人形は土偶が良いのでは笑

縄文時代にはどうやら土偶は割られる運命に合ったようなので、お雛様や五月人形的な意味合いで作られた歴史は無いようだけど、デザイン的にはぴったりだなあ、なんて。

土だよね、土。土っぽいのが良いのかも。

ひな壇を出すためにお部屋のレイアウトが変わって、大きな日向ゾーンが出来たらしい。ワンコが早速陣取ってます。

まだまだ寒いですね!

 
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