兎に願いを
さいたま市の調神社(つきじんじゃ)。
私個人や周囲の地元民は以前は「つきのみやじんじゃ」と言ってましたが、さいたま市を訪ねる人がふえたからなのかなんなのか、正式名称は「つき」というのが定着してきています。私も神社近くに住んでいるわけではないので、少し離れると間違って定着してしまうものなのか??
調、月の連想で、狛犬の代わりにうさぎが居るのが有名で、このほかにも手水場もうさぎだったり、賽銭箱の上の照明もうさぎ柄だったり。とてもチャーミングで、訪ねる人の多い場所です。
賽銭箱の上のうさぎはなんと昨日気づきました。今度、全部ちゃんと撮ってこようと思います。
そこで、こんなものを買ってみました。(桜満開の日に参拝したときの話なのでいつも販売されているかは不明です)
高さが5cmに満たないくらいの可愛い土フィギュア(←造語)。
大きいサイズと2サイズ展開でかわいかった。私は土フィギュア好きなんです。造形があったかい。集めているつもりはないけど、結構集まっています^^
天照大神を祭る調神社とは関係のない話ですが、先日、「出雲という思想」という本を読みました。旧浦和市は神社といえば大宮と同じく氷川神社。須佐之男命系の信仰というのを、若い頃からぼんやりとそんなものかと思っていました。
しかし、改めて古事記にふれてみると、え?悪いやつじゃない??なんて不思議に思っていました。キリスト教会がそれぞれ聖人を祀るのとは違うのかしら?と。そこには大河ドラマ並みの時代のうねりが…!
さらに、地元民にしかわからないやつですが、高校とかで「浦和は田舎〜」と馬鹿にされた時に「でも県庁所在地です〜」と言い返すアレ…県庁所在地がなぜか浦和であるという謎についての話も入っていてほんと面白かったです。
〈出雲〉という思想 近代日本の抹殺された神々 (講談社学術文庫)