夏の余韻
夏が駆け足で過ぎていく。
昆虫の、その緻密で正確なフォルムには、いつもはっとさせられる。
本当にこのまま秋が来て冬が来るのか 疑いながら、今日もTシャツに身体を通す。
連日の猛暑を思う。
まだ8月は終わっていないのに、昨日も今日も、意外に涼しい。
この年になるまで、ちょうちょは春、蝉やカブトムシは夏、トンボは秋だと思っていた。
実際にはどれも真夏によく見たのだが…
夜になると、鈴虫やこおろぎが鳴いている。
トンボも、36度の屋外でよく見たが、よく考えれば8月後半から出てきたか。
やはり、いつのまにか秋が来つつあるのだ。
虫籠の中のクワガタムシが越冬できるのか、考える。
もう少し土を入れてあげねば。
使用カメラ;PENTAX K100D